多摩川を走り続けて

多摩川を走り続けて

みなさま、こんにちは。昨日は大寒でしたが、春のようにポカポカでした。多摩川はとっても気持ちよかったですよ。

2年半前、体力低下に危機感を抱いてランニングを始めました。走ることなんて一番嫌いだったのに、道具がいらないから、多摩川が近いから。ただそれだけで始めてみました。意外とシンプルさが自分に合っていたと気付いたのが40歳の時。そこからどハマりして、あるときは狂ったように走り、楽しくて楽しくてどこまででも行けそうな気がしていました。

昨年の6月に、走り方の癖とオーバーユースにより膝に炎症が起き、日常生活でも痛みを感じるようになった為、しばらくランニングは休むことにしました。月間180km近く走っていた人がパタっとやめたら、食欲は高校生男子並みそのままなので当たり前に体重増加します。そんな自分に焦って治ってもいないのに走り出すから、さらに体重増加の負荷が膝にのしかかり悪化。トレーニングのペースがどんどん落ちていくとともにモチベーションはダダ下がり。膝は治っても気持ちが持ち上がってこないまま、ハイテンション時期に申し込んだ湘南国際マラソンの日がやってきました。ランニング仲間たちのおかげで道中は楽しかったのですが、いざ走り出すと折り返し地点で弱い気持ちが湧き上がってきて、そこからの20kmの長いこと。さらにゴールまで残り10km地点から足をつり、大磯の海を眺めながら、もうランニングはやめようと思いました。

大会後は、走りたくないけどやめてしまうのも悲しいという気持ちのせめぎ合いで、1kmも走れなくなってしまいました。市民ランナーで、こんな思いになるのだから、アスリートはメンタル面をどのようにコントロールしているのでしょうか。

マイルールを決めすぎたことを今年は改めて、ウォーキングからスタートすることにしました。歩いている途中に走りたくなったら走ればいい。これがすごく気持ち良かったです。そして急に走りたくなったのが昨日のぽかぽかの大寒。久しぶりに5km走れました。これでやっと買いかえるか悩んでいたランニングシューズを新調する準備ができました。

春はもうすぐですね。

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